バッテリー上がりで入庫のラクティス。メーターの警告ランプが多数点灯。パワステが効かない状態です。
充電システムの点検、オルタネーターの不良です。走行距離23万kmです。ブラシ摩耗か確認しましたが、ブラシは摩耗してませんでした。ダイオードとICレギュレーターの不良です。リビルト品を手配して交換しました。バッテリーも充電して、バッテリテスターで診断。まだ大丈夫でした。無事エンジンもかかり、充電もOKです。ただ、アイドリング不調で回転が低く、アクセルをあおるとエンストします。IGコイルを疑いましたが、ミスファイヤはありません。スロットルバルブの汚れを確認。バルブの縁にカーボンの堆積があるので清掃し、再始動。何とか乗れるようになりました。今度は試運転していると、エンジンチェックランプが点灯。コンピュータ診断機を繋いで診断。VVTセンサーのレンジ外れとの事。確かに、アイドリング中、ガチャガチャと音が出る時がある。とりあえず、オイルコントロールバルブを外して点検。かなり汚れが堆積していますので清掃し、単体点検を実施。キチンと動いてます。再度組付け、試運転。すぐには点灯しないが、暫くするとまだ点灯します。お客様に、タイミングチェーンの伸びなど、可変バルタイミング系統の故障の疑いがるので、修理金額も高額になる旨を説明し、暫く乗ってもらうことになりました。
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